【株式投資】大学生でもニーサ(NISA)はできるの?
こんにちは!
今日は小額投資非課税制度(NISA)について話していきます。
NISAとは
正確な名前は小額投資非課税制度といいます。その名の通り、投資で非課税になるということです。例えば、日本株を1万円分買って、その株を2万円で売ったとします。そうなると、手数料を除くと1万円の利益が出るということになりますが、税金がかかってしまいます。その税金は利益の20.315%かかります。そうなると、その売買の利益は約7969円となります。それがNISA口座で買うと1万円の利益がそのまま入ります。NISAには2種類あり、一般NISAとつみたてNISAがあります。どちらか2つのうち1つを選ぶことになります。
一般NISA
一般NISAとは、上場している株式やETFなどに使えるNISAです。5年間にわたり1年あたり120万円まで非課税枠を使うことできます。余った枠は来年に持ち越すことはできません。例えば、売買を繰り返して100万円分の枠を利用したとします。そうなると20万分の購入枠が余るわけになりますが、それを来年に持ち越すことができません。つまり来年度は140万円分ではなくて、120万円分となります。
つみたてNISA
つみたてNISAとは、長期で積み立てていくことを目的としたNISAで、一般のNISAと違い、投資信託やETFなどのみ購入枠をあてることができます。年間の購入枠は40万円で20年間積み立てることができます。
大学生でも利用できるのか
20歳以上の方なら利用できるので浪人などをしなければ大学2年生の途中から作ることができます。ただし19歳以下の方でもジュニアNISAというものを利用することができます。
ジュニアNISAとは
ジュニアと名がある通り、子供に向けたNISAです。一般NISA同じように、株式や投資信託、ETFを買うのに使うことができますが、年間の購入可能枠が80万円までとなっており、また親権者が口座の管理を行うことになっています。自分で取引をしたい場合はそのたびに親権者の許可が必要となってきます。また原則18歳未満の場合は引き出しができないです。18歳になると引き出すことができます。
注意点
配当を非課税にするには
配当金を非課税にするには、株式数比例配分方式というものにしなければなりません。これは証券会社の口座に配当金が入金される方式です。他にも、指定した銀行に直接入金される登録配当金受領口座方式というものや、配当金領収書を郵便で受け取り、それを金融機関で受け取る配当金領収書方式というものがありますが、この2つの受け取り方式だと非課税にならないので注意が必要です。
結局大学生にはどっちがいいの?
一般NISAの場合、非課税枠が120万円×5年で600万円分。つみたてNISAの場合40万円×20年で800万円になるので、つみたてNISAの方がお得だと思います。ですが、20歳を超える大学2年生以上にとっては毎年40万円分の購入枠を使い切るのは厳しいのではないかと思います。一般NISAの場合、NISA口座で買った株を売り、そのお金でまたNISA口座で株を買うことができるので、投資方針や持っているお金にもよりますが120万円分を使いきるのは不可能ではないと思います。もちろん売らずに1年以上で長期投資をする方でしたら、40万円の枠を使い切らなくてもつみたてNISAを利用することができるので、そっちの方がいい気がします。
私の場合
今のところ、一般NISAにしていますが、就職してお金に余裕ができたら、つみたてNISAに変更するのもありかなと思っています。現在の投資成績を公開しているのでぜひ見ていってください!
今日はこの辺で!最後まで見ていただきありがとうございました!